さわやか可愛い系の男性目線の美少女スポコンアニメが見たくて探した。
アマプラをたらーっと見ていて「プライム終了まで〇日」かつ全6話なので視聴。
アマプラはあわなかったら途中でやめればいいよね~という気楽さがいいですね。
結局仕事のおともに最後まで見ちゃいました。
めちゃくちゃ不条理かつ何が起こっているのかわからないけれど、「さわやか可愛い系の男性目線の美少女スポコンアニメ」の部分は完全に希望通りだった。
こういうのを見たかったのだけど、いったい何を見ていたのだろう?
宇宙戦争系メカSFかつプラモデルが好きな父に「これはそっちだとどういう扱いなの?」と聞いたら、「このジャンルの萌え系の始祖みたいな感じ。いまだにガンバスター作る人たくさんいるよ」と言われていたく納得。父は否定派の様子。
萌えアニメとしては大正解だと思う。まじめにやれと言いたくなる内輪ウケおふざけとかもクラシックな萌えアニメっぽくてよかったですね。
ただ何と戦っているかわからん、名前は聞くが姿の見えん敵状態。ガンバスターのスペックも、ちゃんと聞いていないからなのか強いということ以外わかるようでわからんかった。流し見してたせい? 逆に宇宙戦争系メカSFが嫌いな私でも見やすかった。
嫌いなのになぜ見た?と言われたら「さわやか可愛い系男性目線の美少女スポコンアニメ」が見たかったのでと冒頭に戻るわけだ。
しかしこれ
>庵野秀明監督による熱血SFロボットアニメの傑作!
マジで?
>企画・原作:岡田斗司夫/脚本:岡田斗司夫・庵野秀明/監督:庵野秀明/絵コンテ・設定:樋口真嗣・庵野秀明/アニメーションキャラクター・作画監督:窪岡俊之
>作画監督:森山雄治・貞本義行/キャラクター原案:美樹本晴彦/メカニックデザイン:宮武一貴/ロボットデザイン:大畑晃一/音楽:田中公平/制作:GAINAX
マジで?
ハハッ
逆に今これを知らないで見ている私もあれだけど。
いやロボットアニメ嫌いなんですよ基本的に。
ギャラクシーエンジェルしか見られなかったんですよ。
ギャグだから見ていたダイミダラーですら3話で飽きちゃったくらいです。
戦隊ヒーローのロボット変形は好き。
1~4話はちょっと途中空きながらも作業の合間に見るには程いい感じでした。
1話がすごく面白かったんですよね。絵面もやってることもわけわかんなくて、かつ欲している部分には剛速球で。スポコン的な葛藤や成長、可愛さの描き方は全編通して視聴するときに設定した「さわやか(略)」の希望通りでした。
5~6話は急に演歌になって、これも面白かった。
主人公たちと親友やいじわるした先輩との比較が効いててよかったですねえ。
親友はあんなに急におちつくわけじゃないよなぁ、あの子ならもっと優しい言葉をかけるよなぁと思いつつ、複雑な思いを抱えながら時間を過ごしたんでしょうね。親友は6話の最後の登場シーンが1話のころと重なったので、年を取ってまた優しくなったんだろうなぁという感動がありました。こいつ、思い込みが強いのでそういうバイアスかけて見てるんですよ。5話では年齢近かったしね。
主人公はどんなに成長してもあえて元の精神的に幼い姿のままで立ち振る舞いをしようというひしひしとしたしんどさを感じてよかったです。あの子が無邪気で明るくないと周囲が落ちちゃって成り立たないもんな……しんどいよな……。
『あんスタ』ジャンルにいたころ、腐女子が「推しをエヴァンゲリオンに乗せたい」という話をしていた。ガンバスターの方がいいんでないか。
個人的には「ギャラクシーエンジェル」を乙女ゲーに、「トップをねらえ!」をBLで制作して復活させてほしい気持ちはある。
GA乙女ゲはもう何年も願ってます……ブロッコリーさんお願いします……エターナルラブも男性声優で復活するのアリだと思うんですよぉ。
「トップをねらえ!」BLは、ヘテロ恋愛描写を主人公ポジ→実のお姉さんの死、お姉さまポジ→許嫁とかにしたら、仮に女が話に関わっても腐女子ウケは悪くない気がします。
ちなみに「トップをねらえ!2」も2話くらいまで見ました。
何と戦ってるかわかるし、ヒロインは設定もビジュアルも魅力的だし、作画綺麗だし、歌が好きだし、好きな男性声優出てるしで悪いところはないはずなのに、ちょっと最後まで見れないかも。
こっちは旧作に比べて恋愛描写がねっとりしてて苦手です。そのぶんヒロインの可愛さは出てるんだけど。ヒロインを好きで見ているときにねっとりした恋愛描写を出されると腹が立ちます。ヒロインは全員俺の女くらいの気持ちで見ています。旧作くらいの恋愛描写なら嫌じゃないんだけどな。
あと前作の一部の妙な勢いや二部の演歌とロマンのつまったエモは好きだったのですが、2はちょっと経路の違う作品ですね。まあSFロボット宇宙戦争が苦手な人にはあわない作品になっていたかなと……そのぶん真面目に作られたということでしょうね。